No.11 接し方考察 03

 

これは朝の挨拶を教えている図です。

 

挨拶に限らず生活、学校、療育など様々な場面で『教える』という行為をしていますよね??

 

そんな中で、

 「言ったらできたのに、身につかない」

 

こんな経験はありませんか?

 

 迎え時、保護者の方から「いっつも言ってるんですけど~」と相談があったので、書きながら

 何故上手くいかないかを一緒に考える練習をしています。

 

 実際には教えた状況の確認と、何故本人は上手く学べていないかの予測を伝え、

 持ち帰ってもらい、A~Eを穴埋めしてもらいました。

 

 認知行動療法を実践していた時だったのでA~Eの吹き出しを書いていますが、適切な学びを伝え

 るだけなら、蛇足だったかも知れません。。。

 

 みなさんはどういった教えかた、伝えかたをしていますか?

 おそらく、できてないor間違った時に

 

  『言って教える』

 

 は誰でもしています。

 保護者さんや園の先生達も当然している事ですよね。

 

 支援者として何か他の対応や視点が持てているでしょうか。

 

 理解できていない子供に問題があるかのような考え方や態度をとっていませんか?

 適切に対応できていないのは、子供?支援者?どちらでしょう。

 

 日々の何気ないよくある場面ではありますが、こういった些細な所からでも

 その子の理解の仕方や特性、対応や支援を考えていく事ができます。

 

 「言って教える」で学べている子も当然います。

 

 『この子』に合ってるかな~合ってないかな~という事を常に考えていきたいと思います。