療育の事業所はたくさんあります。
しかし一言に『療育』と言っても「こういう事!」
と決まっているわけではないので、各事業所で取り組み方は様々です。
とりあえず預かって長い時間見てくれる。
ゲームをして楽しく過ごしている。
個別に関わる時間を持っている。
スケジュールを作っている。
少ない人数で保育園や幼稚園と同じ事をしよう。
みなさんが通っている、または実践している療育はどんな取り組みをしてますか?
ぽこあぽこでは『保護者支援』と『子供の自立』を取り組みの基準にしています。
保育園や幼稚園に勤務していた職員さん。教員や福祉士をしていた職員さん。
どんな経験をしている方でも、実践しながら『療育者』としての関わりを学び直してもらいます。
障害の有無に限った事ではないですが、
その子の理解の仕方を知る。
その子の経験の仕方を知る。
その子にあった対応を知る。
支援者の思い込みではなく、根拠を持って説明できるように『見方』を勉強していきます。
「子供にはこう接するものだ!」
ではなく、
「この子はこういう理解(受取)の仕方をしてるのかな・・・こうしてみたらどうかな?」
です。
「こうかな?」「ああかな?」と試行錯誤しながら考えの引き出しを増やしていきます。
そして、療育者として保護者の方へ専門的なアドバイスができるようになります。
保護者の方に学んでもらう事で、
自分の子供への接し方や支援方法を自ら考える事が出来る。
↓
適切に教える(伝える)事ができる。将来的にも関わっていける。
という考え方です。
幼少期、学童期、青年期・・・と支援者は変わっていきます。
変わらず側にいてあげられるご家族の方が『療育者』にもなれればいいなぁと思います。
・・・・・
と、いうような考え方も私達の思いであり、
「これが療育だ!」という事ではありませんが。。。
療育に関わる事になったら、まずは色々な事業所を見学してみて下さい。
相談して、比べて、納得して・・・成果が実感できる所だといいですね。