『接し方考察 03』とは状況が違うイラストになりますが、支援(接し方・考え方)に対して、子どもではなく、自分の対応を振り返ってもらう為に用意したものになります。
気になる事があった時、問題がおこった時、みなさんはどういう気持ちになりますか?
「言わなくても自分でできるようになってほしい」(自立)
と本当は思ってしている事なのに
「言ってさせる」
事が目的に変わっていたりしませんか??
支援、療育、に限った話ではなく日常でも他者への不満はあると思いますが、自分のやり方や考え方を変えるというのは負担が大きいものです。
相手のせい(愚痴、文句)にしてしまう方が負担は少ないですが、それでは
『相手に合わせたやり方でないので学んでもらいにくい』
『相手に望んでいる結果がでにくい』
『自分が成長(変化)できない』
というようなデメリットもある気がします。
「何回教えてもできないな~」と思った時には、まず自分のやり方を振り返ってみて、別の方法をみんなで相談して、試して~、アセスして~、評価して~・・・
自分が「合ってる」「間違ってる」という事ではなく、自閉症支援として
『自分が変わる(相手に合わせる)』
『自閉症の世界に入っていく』
という気持ちを職員には持っていてほしいなと思います。
(変えたくてもどう変えたらいいかわからない!!という事もあると思うので、障害に対しての知識や、特性の理解、様々な方法論を学ぶ事も大切ですね。学び方を知る作業がオススメです)